学びの巻物5

13単元

面接・質問・記録の技術

『聞いたつもり』を減らし、事実と解釈を分けて残そう

この単元でできるようになること

  • 開かれた質問と閉じた質問を使い分けられる
  • 言語・非言語情報を決め付けず扱える
  • 記録で事実・発言・支援者の判断を区別できる

面接は目的と安心を共有して始める

場所、時間、面接の目的、記録の扱い、秘密保持の範囲を説明します。本人が話しにくい環境なら、席の配置、通訳、読み上げ、休憩などを調整します。

沈黙をすぐ埋めず、考える時間として待つことも技術です。

質問を使い分ける

『最近の暮らしを教えてください』のような開かれた質問は、本人の語りを広げます。『昨夜は眠れましたか』のような閉じた質問は、具体的な事実を確かめるのに向きます。

誘導質問や責める『なぜ』を重ねると、支援者が望む答えへ寄せてしまうことがあります。要約して理解が合っているか確認します。

非言語情報は仮説として扱う

視線、声、姿勢、沈黙は重要な手掛かりですが、『目を見ないから嘘』のように一つの意味へ固定できません。文化、障害特性、緊張、疲労、環境など複数の可能性があります。

気になったことは『今少し話しづらそうに見えましたが、休みますか』と本人へ確かめます。

記録は後から検証できる形に

『母親はだらしない』は評価であり、根拠が分かりません。『約束時刻の20分後に来所し、本人は「電車を乗り違えた」と話した』なら、観察事実と本人の発言を区別できます。

支援者の見立ても必要ですが、事実、本人の発言、情報源、判断、実施した対応を分け、必要な範囲で記録します。

5分のまとめ

  • 面接の目的と情報の扱いを説明する
  • 開かれた質問で語り、閉じた質問で事実を確かめる
  • 非言語情報を一つの意味に決め付けない
  • 記録は事実・発言・判断・対応を区別する

foundation quick check

基礎理解を確認しよう

ここは単元の理解確認なので基礎問題です。全3問の結果はリーリーの次のおすすめに反映されます。

確認 1

相談の初めに生活全体を本人の言葉で語ってもらう質問はどれですか。

確認 2

非言語情報の扱いとして適切なのはどれですか。

確認 3

支援記録として最も不適切なのはどれですか。

根拠とファクトチェック

AIを活用して作成し、2026年7月17日に公式一次情報と照合しました。次回確認期限は2026年12月31日です。

社会福祉―出題範囲(抜粋)一般社団法人 全国保育士養成協議会全1頁(理念・歴史、制度、相談援助、利用者保護、動向と課題)市町村児童家庭相談援助指針 第1章厚生労働省相談援助の基本理念、自己決定への援助、守秘義務医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス個人情報保護委員会・厚生労省利用目的の特定、目的外利用、第三者提供、本人同意と例外