学びの巻物5

7単元

せき・喘鳴・呼吸困難を見分ける

回数よりも、呼吸の仕事量と顔色・反応を優先しよう

この単元でできるようになること

  • 呼吸状態の観察項目を説明できる
  • 呼吸困難のサインを判断できる
  • 誤嚥・感染・既往歴を含む情報を医療につなげられる

せきは原因が一つではない

せきは気道の分泌物や異物を外へ出す防御反応ですが、感染症、ぜん息、誤嚥などさまざまな原因で起こります。音だけで病名を決めません。

いつ始まったか、食事や運動との関係、発熱、鼻汁、既往歴、アレルギー、突然の発症かを確認します。

呼吸の苦しさは見て聞いて捉える

安静時の呼吸回数だけでなく、胸や首がへこむ陥没呼吸、鼻翼呼吸、肩で息をする、うめく、ゼーゼー・ヒューヒューという音、話す・泣く・飲む力を観察します。

顔色が青い、反応が悪い、呼吸が止まりそうな場合は直ちに119番です。

姿勢と安心を整え、無理をさせない

本人が楽に呼吸できる姿勢を保ち、衣服を緩め、落ち着いて付き添います。無理に横にしたり、飲食させたりしません。

ぜん息等の個別対応がある子は、生活管理指導表や医師の指示、園の手順に従います。保育士の自己判断で他児の薬を使ってはいけません。

突然のせきは気道異物も考える

食事や小物で遊んでいる最中に突然せき込み、声が出ない、呼吸できない場合は窒息の可能性があります。周囲に119番を依頼し、年齢に応じた異物除去を始めます。

せきができ声も出る場合は、無理に口へ指を入れず、悪化を観察しながら緊急手順に従います。

5分のまとめ

  • せきの音だけで病名を決めず、発症状況と随伴症状を見る
  • 陥没呼吸、鼻翼呼吸、顔色、反応、飲む力を確認する
  • 本人が楽な姿勢を保ち、個別計画・医師の指示に従う
  • 突然の気道閉塞では119番と年齢に応じた異物除去を行う

foundation quick check

基礎理解を確認しよう

ここは単元の理解確認なので基礎問題です。全3問の結果はリーリーの次のおすすめに反映されます。

確認 1

呼吸状態の観察として適切なものはどれですか。

確認 2

呼吸が苦しそうな子どもへの対応として適切なものはどれですか。

確認 3

唇が青く、呼び掛けへの反応が弱く、呼吸が途切れがちです。最優先はどれですか。

根拠とファクトチェック

AIを活用して作成し、2026年7月17日に公式一次情報と照合しました。次回確認期限は2026年10月31日です。

こどもの救急(ONLINE-QQ)公益社団法人 日本小児科学会生後1か月〜6歳の症状別受診判断、救急時の観察項目保育所保育指針解説(平成30年度~)こども家庭庁第3章 健康及び安全(健康支援、環境・衛生管理、事故防止、災害対応)