学びの巻物5

4単元

ピアジェ―触って、試して、考えを作る

子どもは小さな大人ではなく、自分の活動から世界を組み立てる

この単元でできるようになること

  • 同化・調節・均衡化を身近な例で説明できる
  • 感覚運動的な理解と象徴的な思考を区別できる
  • 誤りを学びの途中として捉えられる

知識は受け取るだけではない

ピアジェは、子どもが物に触れ、動かし、予想と結果のずれを調整しながら知識を構成すると考えました。

大人の説明をそのまま縮小して渡すのではなく、子ども自身が確かめられる経験を用意します。

同化と調節

既にもっている考え方で新しい経験を捉えるのが同化です。合わない部分に気付き、考え方を作り替えるのが調節です。

四本足の動物を全部『わんわん』と呼んだ子どもが、猫との違いを経験して呼び分ける過程が一例です。

行為からイメージと言葉へ

乳児は感覚と運動を通して物の性質や因果を確かめます。幼児期には、目の前にないものをイメージし、言葉や見立てで表す力が広がります。

発達段階の年齢は目安です。課題の出来だけで子ども全体を段階に押し込めません。

間違いは考え方を知る窓

同じ量の水でも細長い容器の方が多いと答えた時、正解を急いで教えるだけでなく、移し替えて確かめ、なぜそう考えたかを聞きます。

誤答の理由を知ると、次に用意する経験が見えてきます。

5分のまとめ

  • 子どもは活動を通して知識を構成する
  • 同化は既存の枠で捉えること
  • 調節は枠を経験に合わせて変えること
  • 誤りから子どもの考え方を読む

foundation quick check

基礎理解を確認しよう

ここは単元の理解確認なので基礎問題です。全3問の結果はリーリーの次のおすすめに反映されます。

確認 1

新しい動物を今まで知っている『わんわん』の仲間として捉えることに近いのはどれですか。

確認 2

猫との違いに気付き、動物の呼び分け方を変えることに近いのはどれですか。

確認 3

子どもが量の課題を間違えた時の援助として適切なのはどれですか。

根拠とファクトチェック

AIを活用して作成し、2026年7月16日に公式一次情報と照合しました。次回確認期限は2026年12月31日です。

保育の心理学―出題範囲(抜粋)一般社団法人 全国保育士養成協議会全3頁(保育の心理学、子ども家庭支援の心理学、子どもの理解と援助)Development and LearningJournal of Research in Science Teaching / WileyPiaget (1964), development, experience, learning and equilibration保育所保育指針解説(平成30年度~)こども家庭庁第1章1・第2章(発達過程、乳児・幼児の発達と保育)