学びの巻物5

7単元

感情を受け止め、自己調整へつなぐ

泣かないことを目標にせず、気持ちに気付き表せる力を育てよう

この単元でできるようになること

  • 感情の表出と調整の発達を説明できる
  • 共同調整から自己調整への流れを説明できる
  • 感情を否定せず行動の限界を伝えられる

感情は行動を方向付けるサイン

喜び、怒り、悲しみ、怖さは、子どもが何を求め、何を避けたいかを周囲へ伝えます。感情そのものに良い・悪いはありません。

保育者は表情や身体の緊張、声の調子を読み、気持ちを言葉にして返します。

最初は大人と一緒に整える

乳幼児は強い感情を一人で整える力が未熟です。抱く、距離を取る、静かな場所へ移る、短い言葉で見通しを伝えるなど、大人との共同調整を重ねます。

落ち着いた経験が積み重なると、自分から助けを求める、言葉で伝える、待つなどの方法が増えます。

感情を認め、行動には境界を示す

『取りたかったんだね』と気持ちを受け止めることと、友達をたたく行動を止めることは両立します。

『怒ってもいい。たたくのは止める。言葉で伝えよう』のように、感情と行動を分けて伝えます。

調整できた結果だけでなく過程を見る

待てたかどうかだけでなく、保育者を見た、深呼吸した、言葉を探したなど途中の工夫を認めます。

うまくいかない日も、睡眠、空腹、刺激の多さ、活動の切り替えを見直します。

5分のまとめ

  • 感情は必要や状態を伝えるサイン
  • 乳幼児は大人との共同調整から学ぶ
  • 感情と行動を分けて伝える
  • 結果だけでなく調整の過程を認める

foundation quick check

基礎理解を確認しよう

ここは単元の理解確認なので基礎問題です。全3問の結果はリーリーの次のおすすめに反映されます。

確認 1

子どもが強く怒っている時の関わりとして適切なのはどれですか。

確認 2

共同調整の例として適切なのはどれですか。

確認 3

自己調整の育ちを捉える観察として適切なのはどれですか。

根拠とファクトチェック

AIを活用して作成し、2026年7月16日に公式一次情報と照合しました。次回確認期限は2026年12月31日です。

保育の心理学―出題範囲(抜粋)一般社団法人 全国保育士養成協議会全3頁(保育の心理学、子ども家庭支援の心理学、子どもの理解と援助)保育所保育指針解説(平成30年度~)こども家庭庁第1章1・第2章(発達過程、乳児・幼児の発達と保育)幼稚園教育要領解説文部科学省第1章第2節、第2章(幼児期の特性、遊び、人間関係、言葉)