学びの巻物5

12単元

領域『人間関係』―信頼から協同へ

人と関わる力は、安心して自分を出せる関係から育つ

この単元でできるようになること

  • 人間関係の土台となる信頼を説明できる
  • 子ども同士の葛藤を育ちへつなげる援助を選べる
  • 自立と協同性を対立させず捉えられる

身近な人への信頼が出発点

領域『人間関係』は、他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人と関わる力を養うことを目指します。

その土台は、保育士に受け止められ、安心して自分の気持ちを表せる関係です。従わせることから始めるのではありません。

自立は、一人で何でもすることではない

自立心には、自分で考え、選び、試すことに加え、困ったときに助けを求めることも含まれます。安心できる相手がいるから、子どもは自分から動けます。

大人がすべて決めると、自分で考える機会が減ります。反対に、援助を求めても応じないことも自立支援ではありません。

葛藤は、相手を知る機会になる

友達と関われば、思いがぶつかります。保育士はすぐ正解を与えず、双方の気持ちや考えを確かめ、伝わる言葉を補います。

待つ、譲る、交代する、別の案を出すという経験を重ねる中で、相手の思いに気付き、きまりの必要性を理解していきます。

協同性は、共通の目的を一緒につくること

協同性は、全員が同じ考えになることではありません。違う考えを出し合い、共通の目的へ向けて工夫する姿です。

結果よりも、相談、役割、失敗、やり直しの過程を記録し、一人一人がどのように関わったかを捉えます。

5分のまとめ

  • 信頼関係が人と関わる力の土台
  • 自立には選ぶ・試す・助けを求めることも含まれる
  • 葛藤では双方の思いを仲立ちする
  • 協同性は違いを持ちながら共通の目的へ向かうこと

foundation quick check

基礎理解を確認しよう

ここは単元の理解確認なので基礎問題です。全3問の結果はリーリーの次のおすすめに反映されます。

確認 1

人間関係を育てる出発点として適切なのはどれですか。

確認 2

子ども同士の意見が違うときの援助として適切なのはどれですか。

確認 3

協同性について正しい説明はどれですか。

根拠とファクトチェック

AIを活用して作成し、2026年7月15日に公式一次情報と照合しました。次回確認期限は2026年12月31日です。

保育所保育指針(平成30年度~)こども家庭庁(平成29年厚生労働省告示第117号)第2章 保育の内容〜第5章 職員の資質向上保育所保育指針解説(平成30年度~)こども家庭庁第2章 保育の内容〜第5章 職員の資質向上(本文97〜379頁)