学びの巻物5

15単元

発達から事故を予測する

『気を付けて』ではなく、行動を先読みして環境を変えよう

この単元でできるようになること

  • 発達段階と事故リスクを関連付けられる
  • 環境・物・運用の三層で予防策を考えられる
  • ヒヤリ・ハットを再発防止に活用できる

できることが増える時期に事故も変わる

寝返りが始まれば転落、つかまり立ちなら家具の転倒、移動範囲が広がれば誤飲や溺水など、発達に伴って新しい危険が現れます。

昨日できなかった行動を今日する可能性を考え、月齢表示だけでなく一人一人の実際の動きから環境を点検します。

事故は環境と運用で減らす

柵や施錠、固定、製品選択などの物理的対策、配置・動線・人数・役割分担などの運用、職員研修を組み合わせます。

『目を離さない』だけでは疲労や同時作業で破綻します。見守りが一瞬途切れても重大事故になりにくい環境を作ります。

重大事故が起きやすい場面を重点点検する

睡眠中、食事中、水遊び・プール、園外活動、送迎などは、窒息・溺水・置き去り等の重大事故につながり得ます。場面別の手順、人数確認、記録、緊急対応を準備します。

遊具や玩具は対象年齢、破損、小部品、衣服のひも、地面の状態を確認します。

ヒヤリ・ハットは責めずに分析する

事故に至らなかった出来事も、時刻、場所、子どもの行動、職員配置、環境、直前の状況を記録します。

『担当者が注意する』だけで終えず、物を移す、手順を簡素化する、点検時刻を変えるなど具体的な再発防止策を決め、実施後に効果を確認します。

5分のまとめ

  • 発達によって行動範囲と事故リスクは変化する
  • 安全は物理的環境・運用・研修を組み合わせて作る
  • 睡眠・食事・水遊び等は場面別手順を重点的に整える
  • ヒヤリ・ハットを記録し、仕組みの改善と効果確認につなげる

foundation quick check

基礎理解を確認しよう

ここは単元の理解確認なので基礎問題です。全3問の結果はリーリーの次のおすすめに反映されます。

確認 1

乳児が寝返りを始めました。事故予防として適切なものはどれですか。

確認 2

事故予防の仕組みとして最も適切なものはどれですか。

確認 3

子どもが棚から小部品を取り出しましたが、誤飲前に気付きました。適切な対応はどれですか。

根拠とファクトチェック

AIを活用して作成し、2026年7月17日に公式一次情報と照合しました。次回確認期限は2026年10月31日です。

教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドラインこども家庭庁施設・事業者向け、事故発生時対応(睡眠、食事、水遊び、記録と検証)こどもの事故防止ハンドブックこども家庭庁窒息・誤飲、転落、水まわり、やけど、応急手当