第6単元
発達を連続した育ちとして捉える
年齢の線で区切らず、昨日から今日、今日から明日へ続く姿を見よう
この単元でできるようになること
- 発達を連続的な過程として捉える理由を説明できる
- 年齢区分と個人差を両立して考えられる
- 前の時期の経験を次の保育へつなげられる
発達は、年齢の境目で切り替わらない
保育所保育指針は、子どもの発達を一定の方向性をもつ連続した過程として捉えます。誕生日を迎えた瞬間に、それまでの育ちが別のものへ変わるわけではありません。
乳児期に安心して人と関わった経験、身近な物へ手を伸ばした経験は、その後の言葉、遊び、友達との関係へつながります。保育士は目の前の姿だけでなく、これまでの経験と次に育ちそうな姿を見通します。

同じ年齢でも、育ち方と生活経験は違う
発達には一定の順序や方向性が見られますが、現れ方や速さ、得意なことの組み合わせには個人差があります。家庭での生活、文化、健康状態、これまで出会った人や物も一人一人異なります。
年齢の目安だけで『できるはず』と決めず、今の姿を丁寧に捉えます。できない点を探すより、何に興味をもち、どんな援助があれば自分から試せるかを考えます。
三つの視点と五領域もつながっている
乳児保育は三つの視点、1歳以上3歳未満児と3歳以上児の保育は五つの領域で内容を整理します。ただし、別々の教育へ切り替わるのではありません。
体を動かす、人と気持ちを通わせる、物へ関わって感じるという乳児期の経験は、健康、人間関係、環境、言葉、表現の育ちへ連続します。
引き継ぐのは『できる・できない』だけではない
担当が替わるときは、食事や睡眠などの生活リズムに加え、安心できる関わり、好きな遊び、伝え方、苦手な刺激も共有します。
前の時期に培った人と関わる力を信じ、急に援助を変えないことが大切です。連続性を守ることは、子どもが新しい環境へ安心して踏み出す土台になります。
5分のまとめ
- 発達は一定の方向性をもつ連続した過程
- 年齢区分は目安であり、発達と生活経験には個人差がある
- 乳児の三つの視点と、その後の五領域は連続している
- 生活リズムや安心できる関係も次の保育へ引き継ぐ
foundation quick check
基礎理解を確認しよう
ここは単元の理解確認なので基礎問題です。全3問の結果はリーリーの次のおすすめに反映されます。
根拠とファクトチェック
AIを活用して作成し、2026年7月15日に公式一次情報と照合しました。次回確認期限は2026年12月31日です。
