学びの巻物約5分
第17単元
窒息・誤飲・やけどの初期対応
原因物をむやみに取り出す・吐かせる・剝がす前に安全手順を確認しよう
この単元でできるようになること
- 完全気道閉塞の兆候と年齢別の異物除去を説明できる
- 誤飲時にむやみに吐かせない原則を理解できる
- やけどを直ちに冷却し重症時に119番へつなげられる
せき・声・呼吸の有無を確かめる
食事中に突然せき込み、声が出ない、呼吸できない、顔色が悪化する場合は完全気道閉塞を疑います。直ちに応援を呼び119番を依頼します。
口の中に見えない物を指で探ると奥へ押し込む危険があります。見えて容易に取れる場合を除き、盲目的に指を入れません。
異物除去は年齢と意識で方法を変える
反応がある乳児では背部叩打法と胸部突き上げ法、1歳以上では背部叩打法と腹部突き上げ法を組み合わせます。妊婦や高度肥満者、乳児へ腹部突き上げは行いません。
反応がなくなったら心肺蘇生を開始し、胸骨圧迫の合間に口の中を確認します。救急隊と交代するまで続けます。
誤飲は物質を特定し、むやみに吐かせない
飲み込んだ物、量、時刻、症状を確認し、容器や同じ物を保管します。物質によって吐かせると危険が増すため、自己判断で吐かせたり飲み物を与えたりしません。
ボタン電池、複数磁石、鋭利な物、薬品などは症状がなくても緊急性があります。中毒110番、医療機関、119番等へ園の手順で相談します。呼吸・意識異常は直ちに119番です。
やけどはすぐ冷やし、衣服を無理に脱がさない
流水等で速やかに十分冷やします。衣服の上から熱湯がかかったときは、皮膚に付着した衣服を無理に脱がさず、衣服の上から冷却します。水疱をつぶしません。
顔面、気道が疑われる、広い範囲、深いやけど、意識異常などは119番・至急受診へつなぎます。冷却シートや民間療法に置き換えません。
5分のまとめ
- 声が出ず呼吸できない窒息では応援・119番と異物除去を開始する
- 乳児と1歳以上で異物除去法が異なり、反応消失後は心肺蘇生へ移る
- 誤飲物を特定し、自己判断で吐かせたり飲ませたりしない
- やけどは直ちに冷却し、衣服や水疱を無理に剝がさない
foundation quick check
基礎理解を確認しよう
ここは単元の理解確認なので基礎問題です。全3問の結果はリーリーの次のおすすめに反映されます。
根拠とファクトチェック
AIを活用して作成し、2026年7月17日に公式一次情報と照合しました。次回確認期限は2026年10月31日です。
