学びの巻物約5分
第6単元
愛着―安心を基地に世界を広げる
くっつくことだけでなく、安心して離れ、また戻れる関係を捉えよう
この単元でできるようになること
- 愛着と安全基地の考え方を説明できる
- 応答的な関わりと探索の関係を説明できる
- 一場面だけで愛着を類型化しない
愛着は安心を求める結び付き
乳児は不安、疲れ、痛みなどを感じると、身近な大人へ近づき、泣き声や身振りで応答を求めます。受け止めてもらう経験の積み重ねが、特定の大人との情緒的な結び付きを育てます。
愛着は甘やかしではなく、安心を回復するための大切な仕組みです。

安全基地から探索へ
安心できる大人の存在は、子どもが周囲を探索するための基地になります。大人にしがみつく姿と、離れて遊ぶ姿は反対ではなく、安心の調整という一つの流れです。
子どもが振り返った時に視線や言葉を返し、必要な時に近づける距離を保ちます。
応答的とは先回りすることではない
応答的な関わりは、表情、声、身体の動きから求めを読み、適切な速さと方法で返すことです。全てを先回りして、子どもが試す機会を奪うことではありません。
安心が戻れば、子ども自身がもう一度遊びへ向かうのを待ちます。
愛着の型をラベルにしない
ストレンジ・シチュエーション法は、統制した場面で分離と再会の行動を観察する研究手続です。園の日常の一場面だけから『この子は○○型』と診断するものではありません。
体調、慣れ、相手、環境でも行動は変わるため、継続的で多面的な理解が必要です。
5分のまとめ
- 愛着は安心を求める情緒的な結び付き
- 安心できる大人は探索の安全基地
- 応答的に関わり、先回りしすぎない
- 一場面だけで愛着の型を決めない
foundation quick check
基礎理解を確認しよう
ここは単元の理解確認なので基礎問題です。全3問の結果はリーリーの次のおすすめに反映されます。
根拠とファクトチェック
AIを活用して作成し、2026年7月16日に公式一次情報と照合しました。次回確認期限は2026年12月31日です。
保育の心理学―出題範囲(抜粋)一般社団法人 全国保育士養成協議会全3頁(保育の心理学、子ども家庭支援の心理学、子どもの理解と援助)保育所保育指針解説(平成30年度~)こども家庭庁第1章1・第2章(発達過程、乳児・幼児の発達と保育)Attachment, Exploration, and Separation: Illustrated by the Behavior of One-Year-Olds in a Strange SituationChild DevelopmentAinsworth & Bell (1970), attachment figure as a secure base for exploration
