学びの巻物5

14単元

アナフィラキシーを疑ったら

複数臓器の急な症状を捉え、迷わず個別緊急計画を実行しよう

この単元でできるようになること

  • アナフィラキシーを疑う症状を説明できる
  • 緊急時の役割分担と119番要請を実行できる
  • アドレナリン自己注射薬を個別指示どおり扱う原則を理解できる

全身に急速に広がる反応を捉える

じんましんだけでなく、声がかすれる、せき・喘鳴、息苦しさ、繰り返す嘔吐、強い腹痛、ぐったり、意識低下などが急に組み合わさるとアナフィラキシーを疑います。

皮膚症状が目立たない場合もあります。食べた量が少ないことを理由に安全と決め付けません。

一人で抱えず役割を同時に動かす

子どもから離れず、応援を呼びます。個別の緊急時対応票を確認し、119番、保護者連絡、緊急薬の準備、他児の安全確保、記録を分担します。

呼吸が苦しい場合は上体を起こすなど本人が楽な姿勢を、ぐったりする場合は適切な体位を保ち、歩かせません。嘔吐時は誤嚥を防ぎます。

緊急薬は医師の指示と研修に従う

アドレナリン自己注射薬が処方されている子は、生活管理指導表・緊急時個別対応票に従い、研修を受けた職員がためらわず対応できる体制を作ります。

使用後も必ず119番で医療につなぎます。症状が一度改善しても再び悪化することがあるため、園だけで経過観察を終えません。

事故後は原因追及より再発防止

何をいつどれだけ摂取・接触し、どの症状がいつ現れ、何を行ったかを時系列で記録します。救急隊へ緊急薬使用時刻も伝えます。

対応後は関係職員で手順、献立、配膳、連絡のどこに弱点があったかを検証します。個人を責めるだけでは再発防止になりません。

5分のまとめ

  • 複数臓器の急な症状はアナフィラキシーを疑う
  • 応援、119番、個別計画、緊急薬、保護者連絡を役割分担する
  • アドレナリン自己注射薬は医師の指示・個別計画・研修に従う
  • 使用後も必ず救急搬送につなぎ、経過を時系列で記録する

foundation quick check

基礎理解を確認しよう

ここは単元の理解確認なので基礎問題です。全3問の結果はリーリーの次のおすすめに反映されます。

確認 1

食後、全身のじんましんに加えて声がかすれ、息苦しさが出ました。適切な捉え方はどれですか。

確認 2

アナフィラキシー対応として最も適切なものはどれですか。

確認 3

個別指示に従ってアドレナリン自己注射薬を使用し、症状が軽くなりました。次の対応はどれですか。

根拠とファクトチェック

AIを活用して作成し、2026年7月17日に公式一次情報と照合しました。次回確認期限は2026年10月31日です。

保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019年改訂版)厚生労働省基本編1〜3、実践編、生活管理指導表、緊急時個別対応